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元・外資系銀行員の自腹で通う英会話スクール

元・外資系銀行員で英語の苦手な筆者が、自腹で英会話スクールに通った経験を元に各スクールを徹底比較。外資金融の内輪話や、転職事情なども紹介。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 37&38

 

ベルリッツ レッスン37&38の内容  

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講師の属性 : アメリカ人男性、年齢は30代後半~40代前半
講師の性格 : 陽気
レッスン時間 : 40分X2
レッスンのゴール : Start a conversation, Make a small talk

 

講師の方は、以前ご紹介した、ボストン出身の典型的なアメリカ人男性。レッドソックス好きの方ですね。下記参照。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 26&27

 

 今回のレッスンは、会話を始める際や会話が途切れた時に使用する表現を学びます。日本人が最も不得意とする分野の一つですね。

 

キラーセンテンス

今回のキラーセンテンスは、”見知らぬ人と出会ったとき" です。   

 

テキストには、見知らぬ人と出会ったときの対処法が記載されていました。

 

"When you approaching astranger, don't try to introduce yourself straight away. Try using a compliment or question first to break the ice. If the person you approached responds positively, then introduce yourself."

 

なかなか含蓄のある表現です。

アメリカ人は、フレンドリーというか親しげというか、初対面でも気兼ねなく話しかけてくる印象がありましたが、どうやら違うようです。

ザ・アメリカ人の講師でさえ、初対面のときには気を使うと言っていました。少なくとも高等教育を受けた人は、ビジネスの場面では過度にフレンドリーな行動は取らないそうです。

 

例えばパーティの場で初対面の人と会った場合、"Hi, are you enjoying the party?" "This is a really great party, isn't it?"で話しかけて、”Is this your first time in Tokyo?"等でつなぎます。

そしてパーティのホストにあたる人について、"How do you know...?"で関係性を尋ねます。一通り会話をつないだら、最後に"By the way, my name is... Nice to meet you."で会話を締めます。

以前ご紹介したとおり、"Nice to meet you"は会話の最後にしか使いません。というか名前も順序的には最後から2番目なんですね。

 

日本だと、「・・・商事の●●と申します。豆の輸入やってます」みたいな自己紹介が一般的だと思いますが、これだと欧米の人達は違和感を感じてしまうようです。

「今日は暑いですねー。こういうときにはそばを食べたくなります。そういえば銀座の☓☓というお店のざるそばは絶品ですよ。あ、申し遅れましたが私は・・・商事の〇〇と申します」と言った方が、自己紹介としては自然な流れだそうです。

少し時代遅れのナンパみたいですが、ここにもカルチャーの違いが感じられますね。

 

次回は、いよいよ最後のレッスン、Lesson 39&40をご紹介します。