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元・外資系銀行員の自腹で通う英会話スクール

元・外資系銀行員で英語の苦手な筆者が、自腹で英会話スクールに通った経験を元に各スクールを徹底比較。外資金融の内輪話や、転職事情なども紹介。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 30~32

ベルリッツ レッスン30~32の内容  

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<レッスン30>

講師の属性 : アジアルーツのアメリカ人男性、年齢は40代〜50代
講師の性格 : 陽気
レッスン時間 : 40分X2
レッスンのゴール : Lesson20〜29のレビュー

講師の方は、無料体験レッスン、レッスン11・12及びレッスン17を担当してくれたアメリカ人の方。今回で4回目。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 11&12

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 17

レッスン20〜29の復習となるため、特に新しい内容は無し。

 

 

<レッスン31・32>

講師の属性 : 典型的なアメリカ人男性、年齢は30代後半~40代前半
講師の性格 : 超陽気
レッスン時間 : 40分X2
レッスンのゴール : Explain invoices, Handle orders 

講師の方は、ボストン出身の典型的なアメリカ人男性。レッスン26・27を担当してくれた方で、今回で2回目です。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 26&27

 

 今回のレッスンは、インボイス(請求書)に関する説明とオーダーへの応対についてです。

キラーセンテンス

今回のキラーセンテンスは、”インボイスでよく使われる用語と金額の読み方" です。   

 

まずインボイスに関する用語に関してですが、特有の表現がいくつかありましたので下記に紹介します。

① A request for payment: 請求書(=an invoice)

② A confirmation of payment: レシート(=a receipt)

③ misplaced: 紛失した(=lost)

④ dispatch: 到着する(=deliver)

①と②はこういう言い方があると覚えておけば良いです。講師にinvoiceとrequest for paymentの違いを聞いても正直良く分からないということでした。

一方、③と④は若干の違いがあります。

③のmisplacedは文字通りどこかに行ってしまったということですが、lostと比べるとまだ追跡可能性があるという意味があります。一方lostは、どこに行ってしまったのか見当もつかないというニュアンスがあるそうです。

④のdispatchは、緊急で手配したというニュアンスが含まれており、deliverよりも発送元が頑張ったことを強調する際に使われることが多いようです。

 

そして金額の読み方ですが、例えば$789.12はSeven hundred and eighty nine dollars (and) twelve centsと読み、seven hundred and eighty nine point twelve dollarsとはなりません。pointが使えるのは、1.2 billion dollarsのように、centsの単位がない場合に限られます。ネイティブの人たちはdollarとcentsの間のandを通常省略する場合が多いそうですが、andを入れても別に間違いではありません。

 

ちなみに、アメリカ人は一般的に暗算が苦手と講師が言われていました。コンビニのレジで日本人が小銭を減らすために1円玉や5円玉を出しているのを見て、びっくりしたと言われていました。

筆者は逆に、社会人になってからインド人の計算の速さに驚かされました。彼ら(の多くの人。例外もあり)は、2桁の九九にとどまらず4桁の掛け算や割り算を脳内で計算することができます。

筆者「19〇〇件の書類のうち、〇〇件が現在未回収となっています」

とあるインド人「すると、全体の88.5%は回収できているんだな。このペースでは完了まで◯週間かかるから・・」

といった具合で、瞬間的に計算ができる脳ミソが心底羨ましいと思いました。おそらく、計算が弱いアメリカ人からするとインド人の計算能力はミラクルに近いんじゃないかと思います。アメリカの金融機関のエグゼクティブ層にインド人が多いのは、やはりその計算能力にも一因があるのではないかと実感しました。

 

次回は、Lesson 33&34です。