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元・外資系銀行員の自腹で通う英会話スクール

元・外資系銀行員で英語の苦手な筆者が、自腹で英会話スクールに通った経験を元に各スクールを徹底比較。外資金融の内輪話や、転職事情なども紹介。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 22&23

ベルリッツ レッスン22&23の内容  

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講師の属性 : アメリカ人男性(日本人とアメリカ人のハーフ)、40代と思われる
講師の性格 : 結構陽気
レッスン時間 : 40分X2
レッスンのゴール : Make request on a flight、Exit the airport

 

講師の方は、フレンドリーなアメリカ-日本のハーフ男性。以前レッスン15&16を担当してくれた方です。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 15&16

 

すっかり仲良しになっているため、レッスンはスムーズに進みました。この方は細かく指摘をしてくれるので、とてもためになります。今回のレッスンの内容は、飛行機のフライトと入国審査についてです。

 

キラーセンテンス


今回のキラーセンテンスは、”Would it be possible、spacious/ cramped ” です。

 

まずWould it be possibleですが、相手にお願いごとをする際の最上級の敬語表現だと習いました。例えば機内が寒くて毛布が欲しい場合は、"Would it be possible to bring an extra blancket?" と依頼します。ただしこれは、あまりにも丁寧すぎて相手が若干引いてしまうケースもあるそうで、使い分けが必要とのことでした。

通常の場面では"Would you bring~""Could you bring~"で問題ないでしょう。日本人がよく使うPleaseはそもそも敬語ではない、と言われました。やや命令調のニュアンスが含まれているらしく、使い方としては"May I bring a blancket?"と相手から聞かれた際の受け言葉として、Pleaseと言えば良いようです。

 

また機内の設備の話題になり、overhead bin (overhead compartment)=頭上の荷物入れ、bulkhead=ビジネスクラスとエコノミークラスの間のついたて と教わりました。そして、講師の方は自分が搭乗する際にはbulkheadの後ろの席をいつも希望している、と言っていました。理由を問うと、"Those areas are very spacious and we can have more legroom"とのことです。

このように「席が広い」というニュアンスで説明する際、日本人は"wide"という表現を使いたがるものの、これは完全にJapanese Englishだ、と解説されました。広い=spacious、狭い=crampedが適切で、アメリカ人はwideと言われても、??となるようです。

確かに、学校では広さを示す時にwideを使うように習った記憶がありますので、これは日本の英語教育に問題があるような気がします。英語教師がネイティブの感覚を理解できていないと、やっぱり駄目だということですね。

 

次回は、レッスン24&25です。