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元・外資系銀行員の自腹で通う英会話スクール

元・外資系銀行員で英語の苦手な筆者が、自腹で英会話スクールに通った経験を元に各スクールを徹底比較。外資金融の内輪話や、転職事情なども紹介。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 26&27

ベルリッツ レッスン26&27の内容  

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講師の属性 : 典型的なアメリカ人男性、年齢は30代後半~40代前半
講師の性格 : 超陽気
レッスン時間 : 40分X2
レッスンのゴール : Describe delegated tasks and errands、Express preferences

 

講師の方は、ボストン出身の典型的なアメリカ人男性。大のベースボール・レッドソックスファンで、スタジアムでホットドッグ食べながら大声出して観戦してそうなイメージの人です(失礼!)。

 今回のレッスンは、前回の業務権限委譲の続きと、働き方に関する志向の表現がテーマです。

キラーセンテンス


今回のキラーセンテンスは、”To-do list 
”と"Prefer" です。

To-do listという表現は、外資系よりもむしろ日本の会社の方が好んで使う気がします。ニュアンスとしては、Project planほど徹底した管理が不要でどちらかというと個人的なやることリスト、でしょうか。この言葉は筆者のいる会社では一回も聞いたことがなく、同じような場面ではTask list等と読んで管理していました。

To-do listと言った場合、どちらかというと軽い印象を合わせ持っており、筆者の会社が金融であるためかビジネスの場面でなんとなく使いづらい雰囲気がありました。ただ、ベルリッツのテキストに掲載されているので、ある程度ネイティブの人にも認知されている表現なのだとは思います。

 

このTo-do listやTask listにタスクを記載する際、例えば"Have a professional deliver the desk"のように動詞からスタートしますが、この表現に受動態を使うことが可能です。すなわち、"Have the desk delivered by a professional"といった具合です。この"have ~ed"の形は様々な場面で使え、"We can have the total cost reducted by..."といった表現の他、haveの代わりにgetを使って"I got the password changed"のように言うこともできます。ネイティブの人が良く使う表現ですので、覚えておくと非常に便利です。

 

また、preferは"prefer A to B"の形でBよりAが好き、という意味ですが、似たような表現に"would rather A than B"があります。講師によると、preferの後は名詞かto do/ doing、ratherの後は動詞が来るという違いがあるものの、これらはほぼ同じ意味で場面によって使い分けるというよりは、個人の好みで使用するそうです。

 

なお、ベースボール好きな講師だったので必然的に大谷選手の話題となり、"I prefer Otani playing as a starting pitcher rather than as a field player"と講師に言われました。私は、いやいや日本ではむしろバッティングの方が凄くて、オールスターのホームラン競争で優勝したこともあるんだよと返しておきました。

様々な属性の講師とのレッスンがあるため、講師の趣向によってこの手のタイムリーな話題に対する雑談力が身につけられるのは、ベルリッツの良いところだと思います。

 

次回は、レッスン28&29です。