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元・外資系銀行員の自腹で通う英会話スクール

元・外資系銀行員で英語の苦手な筆者が、自腹で英会話スクールに通った経験を元に各スクールを徹底比較。外資金融の内輪話や、転職事情なども紹介。

ベルリッツのレッスンを詳しく解説 - Lesson 5&6

 

 

レッスン5&6の内容

 

  • 講師の属性 : アジア系アメリカ人男性、年齢はおそらく40代前半
  • 講師の性格 : 真面目
  • レッスン時間 : 40分X2
  • レッスンのゴール : レッスン5 - Preparing for a client visit / レッスン6 - Updates on current project

 

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今回の講師の方は、若めのアメリカ人男性。

真面目な方で、テキストに忠実に授業を進めるタイプ。綺麗な発音。細かい文法も都度指摘してくれるのはすごく助かりました。

 

ところで、すでにお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、ベルリッツでは講師を固定でつけるというシステムはありません。

カウンセリングの段階から、毎回講師が入れ替わる可能性が高いと聞かされていましたので特に驚きはないのですが、それにしても毎回別の方を手配するあたり、かなり意識してやっているんじゃないかと思います。

 

曰く、同じ講師でレッスンを続けてしまうとその人の発音に慣れてしまい、応用が利かなくなるということだそうです。これは、個人的にはその通りだと思います。

外国人講師と毎回仲良くなって、ある種の出会いを求めるようなタイプの人には、まったく向いていないということでしょうね。

 

キラーセンテンス

今回のキラーセンテンスは、"Everyone, Someone, Anyone No one" と "How's everything coming along? / Have you ... yet?" です。

Everyone, Someone, Anyone, No one については、日本だと中学英語レベルかと思いますが、実際に使いこなしているかどうかは正直微妙なところです。だからこそ、ベルリッツのビジネス教材に採用されているわけですが。

例えば、何かの会議やイベントの際に4‐5人のスケジュールが判明していて、常時会場に人を張り付ける必要があるといったケース。誰がこの時間は対応するとか、誰もいない時間帯に応援を呼ぶといったシチュエーションはいくらでもありますが、それを英語で表現する際にこれらのキラーセンテンスを使います。

実際に口にしてみると、かなりの頻度で混同してしまいました。

 

また、"How's everything coming along? / Have you ... yet?" については、会議やプロジェクト等の準備の進捗をチェックするセンテンスです。

仕事柄プロジェクトの進捗管理が非常に多いのですが、これらのキラーセンテンスは個人的にすごく有用だと感じました。進捗が良くないという報告を受けた時には、"Would you mind ~ing?"で依頼したいことを伝え、遅れを取り戻すよう指示を出すことまでセットで覚えておく必要があります。

 

今回も、現場で即実行可能な実践的な内容でした。授業内容も、先に筆者の実務を情報として引き出した後にキラーセンテンスを絡めて実用化してくれたため、実に有意義なものとなりました。

Lesson 7&8へ続く。