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元・外資系銀行員の自腹で通う英会話スクール

元・外資系銀行員で英語の苦手な筆者が、自腹で英会話スクールに通った経験を元に各スクールを徹底比較。外資金融の内輪話や、転職事情なども紹介。

外資系銀行の実態

 ブログの目的と筆者紹介

本ブログは、外資系銀行に勤める筆者が自腹で英会話スクールへ通い、そこで得た情報を共有することを目的としています。 

TOEICでそこそこスコアは出したけど、会話はまるっきりダメ❗️という方々の参考になればと思います。

 

筆者の属性を簡単に記すと、30代の男性で既婚&子供2人。海外留学/長期駐在経験はなく、過去の英語学習は受験英語に限られます。TOEICは2016年に受験したことがあり、スコアは860点。

現会社にはリーマンショック前に新卒で入社し、そのまま十数年間勤務しています。米系の大手行で、海外に行かれたことのある方なら、誰でも知ってる会社かと思います。ちなみに、所属はIBD(Investment Bank Division)ではなく、CB(Commercial Bank)の方です。

 

外資系銀行の実態 

 外資金融というと、一般に「みんな英語ペラペラでバリバリ仕事してる」といった印象を持たれるようですが、実際には少々事情が異なります。

そこで、外資系銀行の実態について簡単にご紹介しましょう。

 

実際、新卒・中途問わず9割くらいの人が、帰国子女か留学経験があります。しかし、いわゆるオモシロ採用の文化もあって、稀に私のような低ーい英語力の人間が採用されます。筆者は大学時代、体育会に所属してましたので、その枠で取ってもらったのだと思います。

何しろ、私は入社時にパスポートを持ってませんでした。。TOEICも受けたことがなかったので、経歴にはxxx点と書いた記憶があります。

 

じゃあ英語ができないと外資金融で生きて行けないかというと、必ずしもそうではありません。

英語の読み書きの能力はもちろん必須ですが、それは受験英語レベルで事足りるかと思います。具体的には、メールの読み書きと資料作成能力は絶対必要ですが、スピーキング能力は「ほどほど」で問題ありません。

プレゼンの際には当然自分で発言しますが、内容は通常自分の専門分野ですから、多少の質問には耐えられます。また、慣れてくると「質問させないプレゼン」ができるようになるので、結構ラクに乗り切れます。

 

ただ、外資系なので成果が出せないとすぐにクビになります。筆者の新卒同期は30人以上いましたが、現在残っているのは私を含めて2人。会社を去った人の多くはジョブホッパーとなり、会社を転々としています。

生き延びるコツは、間違いなく成果を出し続けることですが、その成果は上司による相対評価であることが圧倒的に多いです。最終的には、環境の変化に柔軟に対応できて、成果を出せる人だけが残るのだと実感しています。

 

英会話スクールへ

さて、筆者が外資系銀行で十数年過ごし、今頃になって英会話スクールに通い始めた理由ですが、これはタイトルが上がってしまい、シニアの外人達と話さないといけなくなったから。

要するに、ごまかしが効かなくなってきたんですね。

海外とのテレコンなんて、もう地獄です。聞き取りにくいし、ジェスチャーでごまかすこともできないため、純粋にスピーキング能力が求められます。そういう機会が、タイトルが上がる毎に増えるんですね。

 

ということで、まずは英会話スクールに通い、スピーキング能力を上げることにしました。

候補をいくつか絞り、最終的にはその中の1社に決めたのですが、詳細は次回に。